クロシマノコギリ ペアリング~産卵セット 組みました

お久しぶりです。おっさんです。

我が家の「クロシマノコギリ」についてです

が、メスは全てが羽化したのですが、オスが

一部しか羽化しておらず、ほとんどがまだ

蛹です。このため、全てのメスをワインセラ

ー(15℃設定)にぶちこみ、今夏、活動開始しな

いように処置しました。



今年の累代飼育はあきらめました。

来年に持ち越します。



しかしながら、産卵セットを組むことに喜び

を感じる「おっさん」は、新たな血統を確立

させるべく「即ブリ」可能な種親を仕入れました。



🔵    下の画像が即戦力としてGETした

クロシマノコギリ♂62mmです。

クロシマノコギリ♂約62mm 種親

オークションで見た時、「ビビビ」と感じる

ものがありましたので、競り落としました。

比較的格安で落札でき、非常に運が良かった

と思っております。

クロシマノコギリ♂62mm 種親

「おっさん」好みの赤色ボディにクロシマ

らしい大顎の湾曲具合、全体のフォルム

バランスも完璧です。

「おっさん」は、大きさよりも、色と見た目

のバランスの良さを重視して個体

を選びます。

完璧です。感動です。

ブリーダーの方に感謝します。



🔴    メスについては、累代してる個体を使用

するか迷いましたが、こちらも、

新たに購入した「即戦力」を

使用することに決断しました。



下の画像が即戦力としてGETした

クロシマノコギリメス32mmです。

クロシマノコギリ♀32mm 種親 赤系

赤色血統を売りにしていた個体です。

クロシマノコギリ♀32mm 種親 赤系

なかなかの個体だと思います。



早速、ペアリング開始


クロシマノコギリ 交尾画像1

まず、オスの大顎を縛りあげ、メス殺しを

防止します。クロシマは必ずこれをやらない

と泣きを見ることになります。

凶暴なクワガタであるため、過去、

何度もメスが殺られました。

今回はメスが1頭しかいないため、

特に慎重にペアリングを行いました。

クロシマノコギリ 交尾画像2

同居させてから約2時間で夫婦の営みを開始

その後、約3日間、画像の状態が続き、

お盛んな状況でしたので、メスを強制的に

取り出しました。



🌟🌟   それでは、産卵セットの組み方について紹介していきます。

①    準備 : 必要な資材を揃えます。

飼育ケース(Beケース中)

産卵専用マット(ノコギリ用)

産卵木(直径8cm程度)  です。




②    産卵木の加水処置

2時間程度加水したのち、半日程度日陰干し



③    産卵木の皮むきを行います。

画像のような万能スプーンで十分てす。

 ⏬
皮を剥がしていきます。

 ⏬
オレンジの部分も全てはがします。

 ⏬
下の画像が、皮を剥いた産卵木です。




 ④    剥いだ皮を捨てずに乾燥させます。




⑤    飼育ケースに産卵専用マットを固詰


ケース底面から約3cm~5cmは

水分多めでガチガチに固めます。


菌糸ビンを作成するのに使う写真のような

道具を使って押し込みます。


おっさんは、自分の拳で固める

ほうが好きです。



⑥    その上に産卵木を置きます。


 ⏬

⑦    産卵専用マットを、産卵木が隠れる

ぐらいまで埋めていきます。

この際、マットは軽く固める程度

にしておきます。




⑧    転倒防止用の樹皮を敷き詰めます。

これは、産卵木から剥がした皮

再利用できます。




⑨    ゼリーと行為済みのメスを投入して

産卵セット完成です。


爆産を期待して放置します。

⏬⏬⏬

早速、次の日の朝には、ケース側面に

産み付けられた卵が確認できました。


有精卵であることを祈ります。



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