光沢の赤 トカラコクワガタ 2018の羽化状況
光沢のある赤色を発色することで
「おっさん」を魅了する
「トカラコクワガタ(中之島産)」
F5幼虫10頭のうち、9頭(オス6、メス3)
が羽化しましたので、紹介させて頂きます。
1頭はメスでしたが、蛹化不全で死亡
幼虫飼育の過程で、痛恨のミス(記事の後半で
説明)があったため、オスのサイズが奮いませ
んでしたが、なかなかの美しい個体が無事に
羽化しております。
🔵 2018の羽化状況(結果)
🔻オス6頭(2018.5月下旬~6月上旬羽化)
最大約45mm~最小約40mm
🔻メス3頭(2018.5月下旬~6月上旬羽化)
最大約30mm~最小約27mm
という結果になりました。
このなかで、「おっさん」のお気に入り個体
を写真で紹介いたします。
トカラコクワガタ オス約43mm
中之島産 F5 2018.5.31羽化
⏬
暴れまくるため、
上手く撮影できませんでした。
直接見ると、本当に綺麗なんです。
トカラコクワガタ メス約27mm
中之島産 F5 2018.6.2羽化
⏬
こちらも、暴れまくりでした。
赤い光沢が美しい個体で、
今年の傑作品です。
この2頭は、今夏のブリードで使う
種親にします。
この2頭は、今夏のブリードで使う
種親にします。
🔵 今年羽化した9頭の種親データは
以下のとうりです。
以下のとうりです。
⏬
🌟 トカラコクワガタ オス約44m
中之島産、F4、2017.6月下旬羽化
赤い光沢が美しい立派な個体でした。
赤い光沢が美しい立派な個体でした。
🌟 トカラコクワガタ メス約29mm
中之島産、F4、2017.6月下旬羽化
2017年に羽化した個体のなかで、
一番赤い個体を使用
2017年に羽化した個体のなかで、
一番赤い個体を使用
ペアリングから幼虫割出の手順は、
下記のとうりです。
⏬
🌕 ペアリング~種親の選定~
2017に羽化した個体は約20頭、
2017に羽化した個体は約20頭、
その中には、48mmのオスや
30mmのメスなど、大型個体も
いましたが、上記サイズの個体を種
親に選抜しました。
(理由) 「おっさん」の種親選びの基準
は、サイズではありません。
大事な要素として、「全体のバラ
ンスや発色の良さ」、つまりは
「個体の美しさ」を重視しているか
らであります。
また、「おっさん」は、種親のサイズで
親に選抜しました。
(理由) 「おっさん」の種親選びの基準
は、サイズではありません。
大事な要素として、「全体のバラ
ンスや発色の良さ」、つまりは
「個体の美しさ」を重視しているか
らであります。
また、「おっさん」は、種親のサイズで
子供の大きさが決まるとは思っておりませ
ん。むしろ、幼虫時の飼育環境で成虫時の大
きさは左右されると思っております。
🌕 ペアリング~産卵セットで同居~
① 昨年は、どの個体も羽化後、約一ヶ月
で活動開始したため、8月下旬に産卵セ
ットを組み、種親を同居させました。
離島産のコクワガタは、初夏に羽化した場
合、その年の夏中に産卵させることが可能と
なります。(おっさんの経験上ですが・・・)
② このため、6月下旬に羽化、7月下旬
に後食開始した個体を、8月下旬に産卵
セットに投入しました。
おっさんは、ハンドペアリングはした
ことがありません。わかりません。
産卵セットにペアを投入して、自然に
まかせます。
🌕 産卵セット~種親の取り出し~
9月下旬頃、既に産卵木に産卵痕を確認
できていたため、種親オスとメスの両方を
取り出し、更に約一ヶ月間放置しました。
🌕 産卵セット~幼虫の割出~
10月下旬、産卵セットを割出ました。
約20頭の初齢、2齢幼虫が確保できま
した。このうち、10頭を無作為に残し、
残りの10数頭は知り合いに譲りました。
(飼育スペースの関係上( ´△`))
🔴 幼虫10頭の飼育方法は、
以下のとおりです。
① 割り出し後、プリンカップ(マット)で約
1週間、様子見を行いました。
② 菌糸プリンカップ200mLに1頭ずつ
② 菌糸プリンカップ200mLに1頭ずつ
投入(2017年11月10日頃)
→ 22℃に保ったワインセラー(パネル
ヒーター併用) 内で飼育
③ 痛恨のミス
年末、菌糸ビン500mLに交換するつ
もりが、菌糸交換を完全に忘れており、
交換時期が2018年2月下旬に‼️
③ 痛恨のミス
年末、菌糸ビン500mLに交換するつ
もりが、菌糸交換を完全に忘れており、
交換時期が2018年2月下旬に‼️
幼虫の成長具合を確認(既に黄色い)し、
伸びしろがなさそうだったため、マット
飼育に切り替え、蛹化を待つことにしま
した。
🌟 この時の体重測定の結果
⭕ オス幼虫6頭の最大体重:5.09g
⭕ メス幼虫4頭の最大体重:3.10g
⏩非常に残念でした。年末に菌糸交換を
忘れずにやっていれば・・・・
もっと体重が乗っていたはずです。
メスはあまり変わらなかったかもしれ
ませんが、オスはかなり結果が違って
いたはずです。
オスに、200mlの菌糸カップ1個
で3ヶ月は長過ぎます。むしろ、よく
成長してくれた、と言うべきでしょう
か?
逆に、コクワガタのメスは、200
ml菌糸カップ1個で十分なのかも知れ
ません。現に、この飼育経過で
30mmが羽化しましたので・・・・
【トカラコクワガタ】
🔵 分布:トカラ列島(中之島、臥蛇島、
諏訪之瀬島、悪石島)
🔵 特徴:光沢が強く、体型は細め、
シャープな大顎
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